前回、まずは人と犬は違うという事が前提だという事のお話をさせていただきました。
では、どんなドッグフードがいいの?という事だと思います。 (*正解はなく、一つの考えとしてになります) ”個々によって少し違いがある”ので一番を特定はできないという事ですね。 今まで色々見てきて、聞いてみて言える事は、 犬は肉食動物である?→生物学的に消化器系から見ると間違いなく”肉食”だと思います。 (肉食だから”肉”のみを食べているわけではないです。そこで野生の自然な食事を再現、生物的に適切な割合ということで、 /70~85%:肉類15~30%:野菜/フルーツ類/0%:穀類というような配分のフードができてきました。) グレインフリーがいいの?→ダメというより、”適していない”というべきでしょうか!?”意味がない”ともいえるかもしれません。 (犬は穀物を消化しにくい。消化酵素「アミラーゼ」が人間のように多くもっていないから。腸や胃に負担が掛かるし、十分な栄養としても吸収されていない、アレルギー物質と認識されやすくなる。穀物→低単価・つなぎ材料として適してた=人目線だった) ウエット、ドライどちらがいい?→犬的にはどちらでもいいと思います。 基本食事の仕方は、引き裂いて飲み込みだから。犬は顎が横に動かない(肉食)ので人のように横に(モグモグ)すりつぶす事はできない。ただシニアなどで飲み込みにくい、小犬種などで食べにくそうなら状態にあうものにすればいいと思います。大事なのは形状より”中身”です! 食べる量は?→個体、生活環境(運動量)で違う。 フードメーカーの給餌量を参考に体とうんちの状態を見て適切な量を決める。食べる量が多いとうんちがゆるくなる。体は上から見てくびれている状態がベスト。グレインフリー系などのフードの給餌量は、安価(穀物)フードより少なくなります。「量が少なくってもっと食べたそう」という声もありますが、犬は”回数”に満足感を得るので、 一回の量が減っても、与える回数を増やしてあげればいいと思います。 で、どんなドッグフードがいいのかな?という事ですが、 ”犬に必要なもの(総合栄養食)がきちんと入っているフード” そして、その子に合うもの。 ただそれだけですね。 じゃ、その中から私は何(違い)を見るか、 ●原材料の質(適切な原材料表記であっても、肉→どういう肉?エンドウ豆→どんなエンドウ豆?というように一つの目安はヒューマングレード(新鮮な自然食材)という事。仮に腐りかけていても”肉”です。犬しか食べれないものってどういうもの?) ●生産環境(自社キッチン、管理工場である、加熱製法がしっかりしている。人間食でも言えますが、”良いもの”を使っていてもどこでどんな加工しているかはかなり重要だと思えます。) ●輸送・保管品質(きちんとしたメーカーだと専用コンテナ・厳重な温度管理の元、輸入されてきます。出荷前、港についてからも含め。混載のコンテナは危険ですね、後日本代理店がダメなら、そこでメーカー元が頑張っても意味がなくなっちゃいます←この辺はメーカー元がかなり厳しくやってます、プライドもありますから。並行輸入が良くないというのもここがあるからだと思います。) 最後は情熱かな!フード、犬に対する想いですね(*^^) そこから、高たんぱくのフードは?とフリーズドライと次のステージまできたグリーントライプとは?に繋がっていきます。 犬のあらゆる事にとても重要な事は”運動”です。 高たんぱくのフードの説明にも重要なポイントとなります。 では、また次回にそこを個人的な考えとしてお伝えしたいと思います(@^^)/ |
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