前回、「犬から来る」が触る初歩的なサインだというお話をしました。 そして、来ない時の方を考えた方がいいという事もいいました。 なので、そうじゃない場合の時を個人的な考え方の一つとしてお伝えしたいと思います。 まず最初に、レッドラインに入っている状態や先天性による場合は専門家に相談された方がいいと思います。 凄く警戒、緊張している、他人に友好的でない状態(来ない、寄せ付けようとしない)のわんちゃん達に対して自分が最初にやる事は、 「少し時間をかける」 という事です。 よくやってしまう事が、「可愛いね~」、「へぇーい!」みたいな感じですぐに触ろうとしまいがちですが、犬の方も友好的であればいいですが、そうでない場合は良くありません。 そのタイミングで噛まれる、その後の関係が良好にならないという事がおきてしまいます。 人で例えるなら、初めて会う人や場所で性格的にもとても警戒・緊張している状態にある人に対して、 いきなり相手がハイテンションでこられたり、話しかけられたリ、近づかれたりしたら嫌ですよね? 怖いですよね? 犬だって同じ。 人にいきなり触れたらダメだという事は誰でも分かりますが、犬だからいいという訳でもないという事なんです! 何度もいいますが、犬は防衛の手段が口なだけです。 「どこの誰だかも分からず、初めての場所で何しに来たかも分からないのにいきなり何ですか?」 という感じですかね!? だから、空気感で犬との自己紹介をして安心と信頼を得るのです。 それから触ればいいいのです。 犬が「いいよ♪大丈夫。いい人なんだな」という状態にしてあげるのです。 それが前向きな意味なら何でもいいですよ! 「この人は犬慣れしてる」、「逆らえないな!」、「飼い主様と友達だ!師弟関係があるぞ!」 どれも悪い意味ではないですからね。 なので・・・ 「少し時間をかける」=安心と信頼を得る(自己紹介/あいさつ)の時間 という訳です。 では、どのように対処するか。
私はこうしてます。 ①まず、最初に犬の表情と行動を見ます。 ↓(かなり警戒・緊張、不安定な状態だと感じたら) ②無視します。見るけど目を合わせない、触れない、自分からは近づかない(かまわない) ↓ ③飼い主様と会話します。悩みなども聞きたいですね。 (犬はフリーにします。飼い主様に抱かれているなら下ろしてもらいます。大型犬ならリード) ↓ ④座って、四つん這いでも何でもいいですが、犬と同じ視点・体勢で場を共有します(この時点で犬から来るとほぼOKな状態です)笑われるかもしれませんが、「簡単に言うと犬になってみる」 ↓ ⑤犬から臭いを嗅ぎに来て挨拶してきたら、そのまま横から体を寄せて接触しながら触ります。 来ないなら横から頭を下げながら、徐々に近づいて行き、少しずつ”体や肩”などで犬に接触していきます。 これは自分だけかもしれませんが、自身の”耳”を犬に寄せて確認させます。 これは通常でも良く自然によくやってるみたい。 犬同士のお尻の確認の人バージョンだと勝手に解釈しております😊 ↓ ⑥で、少しずつ触れていき、大丈夫なら手のひらもだせます。そして抱きかかえます。 それでも無理な様なら、逃げ場を狭くするようにしていき、犬が気をぬいた時に 横から何も考えず当たり前かの様に抱き上げます。 (もし、怒ろうとしても平然とする、手を引かない) 犬的には「え、え・・・あ~まっいっか・・」みたいな感じかな(笑) そのタイミングで噛もうとしてきても自由を奪われてるので大した事になりません(小型犬は)。 大型犬とかはダメですよ! ①~最後まで、人間は凄く落ち着いて穏やかな心理状態でいる事が重要。 もっというなら、③なんかその為にもいい事なんです!お互いに(^^♪ ②~⑤で”無言”の自己紹介をしております。 初めて”手”を出したのは⑥の所です。でも5分~10分程度の話です。 本当に最初の仲良くなる為の、触れ合いです。最初が肝心。 その後にトリミングするとかはまた少し違いますし、 動物病院やサロンなどで時間が掛けれないという事もあるかもしれませんが、 こういう認識や心構えであれば扱い方だったり、犬との距離は近づくのではないかなって思います! それでも無理なわんちゃんで、仲良くなりたいと思ったら・・・ ”リード”をつけて散歩に出かけます。 次は、リードの事かな(@^^)/ 私は、ドッグトレーナーではないです。 分からない事もまだまだたくさんあるけど ただ、犬と触れ合って、歩み寄ろうと・理解しようと努力しただけ☆ 何でもどんな事でも結局は「どんな人か」ですよね!?? MUKUSYTON DOG GROOMING Official Blog
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